給食室より
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1月
1月31日(木) フィンランド料理![]() 手作りシナモンロール ニシンの北欧風マリネ 北欧風サーモンサラダ フィンランド風じゃが芋のクリームスープ (鶏がらだし) 牛乳 ☆「シナモンロール」は、大成功でした。もっちりふんわりしてどのクラスでも大人気でした。今日の給食室はとても寒かったので、発酵がうまくいくか心配でしたが、さまざまな工夫を調理員さん達がしてくれたおかげでふんわり膨らんだ生地になりました。 「ニシン」はフィンランドでよく食べられる魚です。粉をつけて油で揚げ、玉ねぎ、にんじん、パプリカを入れたマリネ液をかけました。残念ながら骨が多いニシンは、苦手な子が多く、たくさん残ってしまいました。「上にのってる玉ねぎだけ食べたい!」という子もいました。 「サーモンサラダ」のドレッシングには、「ディル」というハーブがほのかに香る程度に入っています。「ディル」は、フィンランド料理でよく使われる甘みのあるさわやかなハーブで、サーモンなどを使った魚料理に合います。酸味はワインビネガーでつけました。 |
1月30日(水) 1年生の考えた献立![]() ご飯 (ひとめぼれ) 鯖のつけ焼き 五目きんぴら りんご(サンふじ) 牛乳 ☆今日の給食は、1年2組の児童達が考えた献立です。学級活動の授業の中で、食べものの働きを知り、好き嫌いなく食べることの大切さを理解させるために、3つの食品のグループをまんべんなくとれるような料理の組み合わせを考えました。 「ごはん」は、「げんきのもとになる」食べものを使っています。「やきざかな」は「からだがおおきくなるもとになる」食べものを使っています。「きんぴら」と「りんご」は、「びょうきからまもってくれる」食べものを使っています。(3つの食品のグループの働きの説明については1年生が理解しやすい言葉を使っています。」 自分たちの考えた献立が形になった1年生は「嬉しい!」「わおー!」ととても喜んでいました。 |
1月29日(火) 八丈島づくし![]() 八丈島づくしうどん (八丈むろあじ・さば・昆布だし) 八丈島産あしたばのかき揚げ 野菜の八丈島産むろぶし和え ミニ八丈フルーツレモンケーキ 牛乳 ☆今日の給食は、八丈島の食材をたくさん使用しました。 うどんの生地の中にはあしたばの粉末が混ぜ込んであります。うどんのつゆは、八丈島産の「むろあじ節」のだし汁に、八丈島で育った「海風しいたけ」が入っています。「もっと食べたかった!」の声が多数でした。 「かき揚げ」には、今が旬のあしたばを使っています。カリッと揚がって美味しいかき揚げでした。 野菜は、「むろぶし」というむろあじを燻製にしてほぐしたものを和えました。しっかりとしたうま味でとても美味しいサラダになり、おかわりする子がたくさんいました。他の教室に「サラダ余ってませんか?」ともらいに行くクラスも。先生達の中では「お酒が飲みたくなりますね。」という声が上がりました。 「ミニ八丈フルーツレモンケーキ」は、八丈島で栽培されたフルーツレモンの皮と果汁が入っています。「今まで食べたケーキの中で一番美味しい!」と言ってくれた子もいて、とても嬉しかったです。 |
1月28日(月)![]() ご飯 (こしひかり) 揚げだし豆腐 にんじんとツナのきんぴら 白菜と豚肉の味噌汁 (さば・昆布だし、 中辛米赤みそ・玄米中辛赤みそ) 牛乳 ☆今日の味噌汁には、「玄米みそ」を使っています。普通の米みそは「白米こうじ」という「こうじ」で大豆を発酵させていますが、玄米みそは「玄米こうじ」で大豆を発酵させます。玄米みそは普通の米みそよりも深いコクがあって、ほのかなうま味が特徴です。今日は、実(具)に豚肉を使用したので、豚肉のうま味やコクに負けないように「玄米みそ」を使用しました。 「にんじんとツナのきんぴら」は大人気で、甘じょっぱい味付けに白いご飯がすすみました。 |
1月25日(金)![]() ご飯 (あきたこまち) 麻婆豆腐 (豚がらだし) もやしとコーンのナムル りんご(サンふじ) 牛乳 ☆上鷺宮小学校の「麻婆豆腐」は、 「トウバンジャン」で辛味をつける時と、「コチュジャン」で辛味をつける場合があります。「コチュジャン」を使うとまろやかな辛さの中に少し甘味を感じることができます。また、味付けに赤みそを使用しているので、コクがあります。 今日のりんごは、「サンふじ」という品種で、日本で一番作られているリンゴです。甘さと酸っぱさのバランスがよく、歯ごたえも良いのが特徴です。「みつ」は、甘さの証拠で、その「みつ」が入りやすく、ジューシーな果汁が美味しいリンゴです。 |
1月24日(木) 給食記念日![]() 二色おにぎり(塩、ごま) (天たかく) 鮭の塩焼き 野沢菜漬け ぬっぺ (さば・宗田・昆布だし) 牛乳 ☆1月24日は、「給食記念日」です。また、この日から一週間は、学校給食の大切さを考える「全国学校給食週間」です。 日本の学校給食は、山形県の小学校で、お昼ごはんを持って来られない子供たちのために「おにぎり、焼いた鮭、野沢菜漬け」を用意したのが始まりです。今日はその時の献立を再現しました。3年生へ給食時間に、本校の栄養士が学校給食の移り変わりについて食に関する指導を行いました。終わった後、「昔の給食はこんな風だったんだ。」「僕のお父さんの小学生のころは、パンばかり出ていたって言ってたよ。」と感想を言い合っていました。 「のっぺ」は、根菜たっぷりの汁煮物で、片栗粉でとろみをつけて、冷めにくくしています。 どのメニューもとてもよく食べてくれました。 |
1月23日(水)![]() バンズパン 大豆入りハンバーグ キャベツのカレー風味 フライドポテトチリ風味 ABCミネストローネ (鶏がらだし) 牛乳 ☆「フライドポテトチリ風味」は、くし形に切ったじゃが芋を油で揚げて、「チリパウダー」というスパイスで風味をつけました。 このチリパウダーは、カエンペッパー、オレガノ、クミン、ガーリック、塩などを混ぜたスパイスで、メキシコ料理やスペイン料理でよく使用されます。 「ABCミネストローネ」には、アルファベット型のマカロニを入れました。「かわいい!」の声が児童たちから上がりました。ミネストローネは、トマトを使ったイタリアの野菜スープです。イタリアでは、使う野菜は、季節や地域によってもちがうそうです。 |
1月22日(火) 全国カレーの日![]() シーフードカレーライス (あさひのゆめ、鶏がらだし) フレンチツナサラダ 愛南町産はるか 牛乳 ☆1月22日は、「全国カレーの日」で、全国の学校でカレーが出る日となっています。 これは、昭和57年に全国学校栄養士協議会が1月22日の給食メニューをカレーにすることを決め、全国の小中学校で一斉にカレー給食が出されたことにちなんで定めました。 「シーフードカレー」には、スルメイカ、エビ、イタヤガイの小柱が入っています。魚介のうま味がたくさん入ったカレーになりました。 「はるか」は、酸っぱそうに見えますが、酸味がやわらかでとても甘い柑橘です。 |
1月21日(月)![]() 手作りのり佃煮 きびなごのカレー揚げ 大根と鶏肉の炒め煮 白菜とえのきの味噌汁 (さば・宗田・昆布だし、 信州白辛みそ・信州白甘みそ) 牛乳 ☆今日の給食はどのメニューもとてもよく食べてくれました。特に「きびなごのから揚げ」は、衣にカレーの風味がついていることもあり、食べやすく、どの子も喜んで食べていました。 「のりの佃煮」がつくと白いご飯をたくさん食べてくれます。欠席の多いクラスも「食べきれるかな?」と心配でのぞいたら、おかわりする子が続出で、あっという間に食缶が空になってしまいました。 味噌汁の白菜は、黄色い白菜で、とても甘味がありました。みそは、白みその辛口と甘口を組み合わせました。白菜やえのきだけの淡白な風味を引き立ててくれました。何杯も飲みたくなるような味噌汁でした。 |
1月18日(金) 大寒![]() ご飯(つがるロマン) 鰆のみぞれがけ ひじきの炒め煮 白菜入り豚汁 (さば・煮干し・昆布だし、 信州辛みそ・九州麦みそ) 牛乳 ☆「大寒」は、二十四節気の24番目にあたる節気で、一年で最も寒い時期とされています。その寒さを利用して味噌や醤油、日本酒などの仕込みが始まるのが大寒の時期と言われています。 今日の「鰆のみぞれがけ」の、鰆は、米粉をまぶして油をかけて焼きました。おかげで魚の水分が閉じ込められてふっくらと柔らかく仕上がりました。みぞれだれには粉辛子を使用しました。この粉辛子がたれに風味を与えるのと同時に、魚の衣の油分と大根おろしの水分をうまく合わせてくれて(乳化)、とてもマイルドな風味になりました。副校長先生からもお褒めの言葉をいただきました。 寒い日でしたが、豚汁が体を温めてくれました。 |
1月17日(木)![]() わかめご飯(みずほの輝き) 肉じゃが 青菜とツナののり和えサラダ ネーブル 牛乳 ☆上鷺宮小の「肉じゃが」は、じゃが芋をあえて煮崩れるように煮てもらっています。じっくり煮込んでいるので、玉ねぎもトロリと溶けて甘く、じゃが芋もしっとりしています。 「ネーブル」とは「へそ」を意味する言葉だそうです。底のくぼみがへそに似ていることからこの名前がついたと言われています。甘さも酸っぱさも強く、華やかな香りが特徴です。今日のネーブルも甘さの中にしっかりとした酸味がありました。 |
1月16日(水)![]() たらこスパゲッティ 手作りおから豆乳ドーナッツ 大根のサイコロサラダ 花ぽんかん 牛乳 ☆「たらこスパゲティ」は大人気でした。たらこソースに生クリームを加えなめらかに仕上げました。 「おから豆乳ドーナッツ」は、もちもちとしたドーナッツになりました。給食室で細長くした生地をリング状にして油で揚げました。 かなりかみごたえがありましたが、かむと素朴な甘さがありました。 「大根のサイコロサラダ」のドレッシングには練り梅が使われています。こってりとしたたらこスパゲティに梅味のドレッシングのさっぱりさがとても合っていたと思います。 |
1月15日(火)![]() ご飯(萌えみのり) 豆腐入りしゅうまい もやしとコーンのナムル せん切りじゃが芋のスープ (鶏がらだし) 牛乳 *写真はご飯と汁物の位置が本来の位置と反対になっています。正確には、「ご飯は左、汁物は右」です。 ☆今日使用したお米の品種は「萌えみのり」です。秋田県など主に東北地方で作られるお米で、お米の粒が大きく、適度な粘りが特徴です。 「豆腐入りしゅうまい」は、肉と同じ量の豆腐が入っています。とても大きくボリュームのあるしゅうまいですが、食べてみると意外に軽く、児童たちも2つともペロリと食べていました。 ナムルのドレッシングはごま油とにんにくの風味が食欲をそそります。もやしがしゃきしゃきと仕上がっていました。 「せん切りじゃが芋の中華スープ」のじゃが芋はせん切り後水にさらして、しゃっきりとした食感にしています。じゃが芋がたっぷり入っていますが、さっぱりとしたスープです。 |
1月11日(金)![]() 五目ご飯(彩のかがやき) じゃが芋と大豆の青のり風味 冬野菜の味噌汁 (さば・煮干し・昆布だし、 信州白みそ・信州赤みそ) スイートスプリング 牛乳 ☆「五目ご飯」には、「彩のかがやき」という品種の米を使用しました。粘り強くあっさりとした味わいから五目ご飯や炊き込みご飯に向いているお米だそうです。 「じゃが芋と大豆の青のり風味」は、大人気で全校で残菜ゼロでした。食べるために上手に箸を使っている1年生の姿がとても可愛らしかったです。 「冬野菜の味噌汁」は、野菜の甘みが汁に溶け出しとても美味しい味噌汁になりました。 「スイートスプリング」は、「はっさく」と「上田温州」というみかんをかけあわせた種類の柑橘です。苦味もなく、酸っぱさも弱く、とても甘かったです。とてもさわやかな香りがしました。 |
1月10日(木)正月料理![]() 年明けうどん(宗田・さば・昆布だし) いなり寿司(天たかく) ごぼうのから揚げ 黒豆入りサラダ 牛乳 ☆本日も正月らしい縁起の良い献立にしました。 「年明けうどん」は、「白いうどんに赤い具(本日はにんじん)を入れたうどん」で、年の始めに食べることでその年の幸せを願います。 「ごぼう」は、細く長く、土にしっかりと根を張るので、縁起が良い食材としてお祝いごとによくつかわれます。今日は、醤油で下味をつけ、衣をまぶして油で揚げました。カリカリとした食感が子供たちに大人気でした。 黒豆は、「まめ」が「丈夫で健康」という意味があるのと、「まめに働く」をかけて、元気で働けるようにと願っています。おせち料理では甘く煮るのが一般的ですが、本日はサラダに入れてみました。「おせち料理の黒豆は苦手だけど、これなら食べられる。」と言う子がいました。 今日の「いなり寿司」は、油揚げの味付けが、人によってついていたりいなかったりだったみたいで、寿司飯の酢もあまりきいてなかったので、改良の余地のある寿司になってしまいました。児童からも、「今日のいなり寿司は僕の口には合わなかった」と言われてしまいました。(反省) |
1月9日(水)正月料理![]() よろこんぶご飯(みずほの輝き) 東京風雑煮(かつお・昆布だし) ナッツ入りごまめ 紅白なます 牛乳 ☆明けましておめでとうございます。 本年も上鷺宮小学校の学校給食をよろしくお願い申し上げます。 新年明けて初めての給食は正月料理です。 縁起の良い食べ物をたくさん出しました。 「よろこんぶご飯」に使われる昆布は「喜ぶ」の言葉にかけてあります。上に散らした人参は、梅や桜の花の形にくりぬいて華やかさを出しました。 「東京風雑煮」は、醤油味のすまし汁仕立てで、焼いた角餅、鶏肉と小松菜が入っています。鶏肉は片栗粉をまぶして下ゆでしたものを入れることで、柔らかく仕上がり、汁が濁りにくくなります。お雑煮に喜ぶ児童がたくさんいました。 「ナッツ入りごまめ」は、いりこが柔らかくとても食べやすく仕上がりました。ナッツを入れたことで、普段小魚に箸が進まない子どもたちが、抵抗なく食べている様子でした。「ごまめ」に使われているイワシは、畑や田んぼの肥料として撒かれていたことから、豊作への願いが込められています。 「紅白なます」は、柚子の風味をつけてさわやかに仕上げました。好き嫌いが分かれ、「なます大好き」と大盛りにして食べている子もいれば、2,3本しか食べない子もいました。 今年は、どの子も、苦手なメニューにも挑戦しようとする意欲のある子になってほしいなと思っています。 |